2017年12月22日
みなべ町(和歌山県)では巨大地震に備えて町内の津波避難困難地域を無くすために今年1月から建設工事が進められていた津波避難センターが完成しました。
竣工式では入口でテープカットを行った後、2階の研修・避難室で式典が行われました。
式での小谷みなべ町長のお話の中に「今日12月21日は71年前の1946年に起きた昭和の南海地震の日でもあります」と聞き、子どもの頃から母に聞かされていた当時の津波の話を思い出しました。母は旧制紀南女学校(今の南部高校)の学生で田辺市芳養町芋村地区に住んでいました。隣の松原地区は海岸に近かったので甚大な被害だったので線路を歩いて学校へ行ったそうです。途中、学校は海の近くだから跡形も無くなっているだろうと思いながら行ったら、全く無事でビックリしたそうです。南部湾には鹿島が有り、鹿島神社周辺の被害が免れたそうです。